解説：ページをhttpsに対応させよう

SEOで重要なのは、検索エンジンに対して以下3点の対策を行うことです。

• Webページの自己紹介をすること
  （内部対策）
• Webページついて第三者が推薦=他己紹介してくれること
  （被リンク対策）
• Webページの身なりを整えること
  （テクニカル対策）

ページをhttpsに対応させる（テクニカル対策）

テクニカル対策は、ウェブサイトの身だしなみを整えるといった、Webサイト制作の作法に関する対策です。

サイトの利用者がブラウザでページを表示する時、ブラウザはサーバーと通信を行い、サーバーから表示するデータを受け取っています。
現在一般的に利用されている通信方式であるHTTPSの場合、このブラウザとサーバーの通信はすべて暗号化されてやりとりが行われており、仮にハッカーにこのデータを盗聴されたとしても、暗号化されているので内容は解りません。

しかし、古い通信方式であるHTTPの場合はこの暗号化が行われません。
もし誰かに通信を盗聴されてしまったとしたら、クレジットカード番号やパスワード等の重要な情報が全て奪われてしまいます。

なので現在ではHTTP通信ではなくHTTPS通信を使用する事が強く推奨されています。

• HTTPSはブラウザとサーバーの通信が暗号化されている
• HTTPはブラウザとサーバーの通信が暗号化されない

このようなセキュリティの問題に加え、SEO対策上でもHTTPを使用したページは検索結果に表示されづらくなる等、多くの面で不利になってしまいます。
また、以前は決済画面やログイン画面等、通信を暗号化したい場所にのみHTTPSを使用し他のページではHTTPを使用するといった対応でSEO上問題ありませんでしたが、
現在ではページの重要度に関わらず、公開する全てのページでHTTPSを使用する事が求められています。